ルーラーを使用したミシンキルティング

ミシンによるキルティングの方法は大きく分けて2つあります。

ひとつは、ウォーキングフット押さえを使う方法、もうひとつはフリーモーション押さえを使う方法です。

以前動画を作った動画です。

ウォーキングフット押さえで直線キルティング

フリーモーションキルティングは、ミシンの送り歯を下げるのでその名の通り、任意の方向に自由に針を進めることができます。

ただ、針目を揃えて思い通りのラインを描くにはたくさん練習を積む必要があります。私はあまり器用じゃないのでなかなかうまくなりません…

フリーモーションキルティングのデザインにもいくつか傾向があります。

フェザーキルティング等の曲線の伝統的なハンドキルティングをミシンで再現させたデザイン、ジグザグミシンの模様ステッチのような細かいステッチで埋め尽くすデザイン、一筆書きの花や幾何学模様を繰り返すデザイン、そしてこれらを組み合わせたデザインなどなど。

針目が揃いづらいのや直線や曲線をブラさず縫うために、定規を当てて押さえを添わせて縫うルーラーワークというテクニックがあります。

厚みのある専用の押さえは針の周りをガッチリ囲んでいて、ルーラーが針下に入り込みづらくなっています。

ルーラーを使用したキルティングは、キルトトップを固定してハンドルでミシンそのものを移動させてキルティングを施すロングアームミシンで使われるテクニックです。

家庭用のミシンでは動かすのはミシンではなく布で、ルーラーを布に固定させながら布を任意の方向に動かして縫う…のも練習がいります。

ミニキルトや1メートル四方程度の大きさならやりやすいかもしれません。これも個人差とやる気ですかね…

私は細かいステッチよりも、大きめの一筆書きのキルティングデザインが好きなので、ルーラーを使用することが多いです。

今回は曲線と直線のルーラーを使用しました。かんたんなキルトライン、この大きさだとウォーキングフット押さえを使っても良かったかもしれません。

動画を作りましたので見ていただくと嬉しいです。

ミシンでパッチワーク 〜定規を使ってミシンキルティング

JUKIさんから、職業用ミシンでのルーラーワークの動画がアップされていました。

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この記事を書いた人

子どもたちが巣立つのを機に20年ぶりにパッチワークキルトを学び始めました。日本手芸普及協会にてパッチワークキルト指導員、ミシンキルト指導員の資格を取得しました。伝統的な手法を汲みつつ時代に即したキルトづくりを模索する日々です。

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