何年越しの大作キルト、思い出したようにミシンでキルティングをしています。
作り始めたのは2016年、インスタグラムでPat Sloanさん主催のプロジェクトに参加しました。
協賛のデザイナーによる100のパターンが 2 週間おきだったでしょうか、(太っ腹にも!)無料で配信されました。
メンバーは作成したパターンをSNSで発信し、スキルやアイデアを共有する楽しい企画でした。
わたしはインスタグラムを始めたばかりで英語も苦手で、規約についてもしっかり理解していないところがもしかしたらあったかもしれません。
パットさんはとても親切な優しい方で、極東の(笑)無名の駆け出しキルターのピクにもコメントをつけてくださいました。
あの経験がうまくいかなかったら、海外に限らず国内でもプロジェクトに参加する勇気が持てなかったと思います。
インターネットはいつでも優しく親切な場とは限りませんからね。
各デザイナーのサイトで詳しいメイキングが紹介されていて、初心者向けの四角つなぎ、さまざまなタイプの星のパターン、ハンド刺しゅう、ハンドアップリケ、ミシンアップリケ、イングリッシュペーパーピーシング(ペーパーライナー)、ファンデーションピーシング(紙継ぎ)などなど、あらゆるテクニックを学ぶことができました。
5年前はミシンキルトを学んでいませんでしたので、ミシンによるアップリケのパターンは作らず、ボーナスパターンを足した80のパターンをつないでトップに仕上げました。
このようなタイプの、このサイズのキルトを作ることは今後ないかもしれないとも思います。
ほんとうに素晴らしいサンプラーキルトなのです。
その後パターンは書籍化されました。
注:現在は無料配信はされていません。
そういうわけで、このスプレンディド・サンプラー・キルトには特別な思い入れがあり、失敗してお蔵入りにしたくありません。
いつまでパッチワークキルトを続けられるか分かりませんが、必ず完成させたいと思っています。
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