ハンドキルティングは台所で
布の裁断やミシンかけは二階の作業部屋で、ハンドキルティングはもっぱら一階の台所兼リビングのテーブルでしています。
キルティングだけでなく、針と糸と糸切はさみと、小さな定規と待ち針と、最小限の道具で間に合うような、例えばイングリッシュペーパーピーシングも、道具を小さなポーチに入れて台所に持ち込みます。
暖かい部屋から離れがたい冬や、おもしろそうなテレビ番組が視たい夜や、コンロに鍋がかかっている夕方なども台所のテーブルにいます。
なのでキルトがたまにおでん臭いです。洗えば落ちます。
今ハンドキルティングをしているトップのパターンはグラニースクエアという正四角形をつないだパターンです。
8インチ正方のブロックを4列5段、1.5インチのラティスにボーダーはピーシングなしの一枚布です。
ミシンピーシング、ブロックはルーラーワークでキルティングしました。
キルティングの針目がそろわないとお嘆きのあなたに
目を凝らして画像をご覧になればわかりますが、ハンドキルティングの針目が不ぞろいです。
少し恥ずかしいですのですが、キルティングの針目がきちんと整うより先に、針が持てなくなる時が来ると思うので待ってはいられません。
言い訳ですが、わたしは調理師免許を持っていますがなんでも上手に作れるというものでもありません。
キルティングの針目を美しくそろえることができない、ということはパッチワークキルトのハードルを高く感じる大きな要素ではないでしょうか。
きれいにそろわないなら、そろってなくても素敵に見えればいい、と思います。
ラティスもオフホワイトにしてすっきりさせるつもりでしたが、ブロックのキルティングを済ませてからラティスのキルティングに迷いました。
そこで、色糸でハンドキルティングをすることにしました。
まだ実験段階なので詳しいことは完成後に報告します。
ハンドキルティングに便利な道具
今回使用している便利な道具をご紹介しますね。
ハンドキルティングの最小限のお道具です。
- キルト針…これは初心者用にセットになったものです。
今回使用した糸にこのセットに入っている短いキルト針がちょうどよかったので。 - シリコンカップのピンクッション。土台が変形自在でけっこう便利です。自家製。
- シンブル…よく使うもの。気分を変えるのにいくつか準備しています。黄色のは、シリコンの指サックの先にくっつけています。後ほど解説します。
- 糸切はさみ…コンパクトながら切れ味抜群!先がちょっと反っています。鼻毛切りのようなデザイン。
- 色糸…ダルマ手縫い糸の30番です。現段階では実験中。
糸がほぐれるのを止めるグッズです。米アマゾンで買いました。
日本でも売られているのでしょうか?
こういうおもしろいものを集めるのが好きです。
フープにキルトトップをかけて見えなくなっていたのでうっかり書き忘れていました。
今回は直径50cmのフープを使っています。
でもこれだと座ってキルティングはやりにくいです。
使いやすいのは30cmに思います。
先ほど黄色い指サックにかぶせていた、指に貼るタイプのシンブルです。
指が太くてかわいくないので使い方をお見せできません。
蒸れなく使いやすいです。
これはフープの向こう側をテーブルに固定させる道具です。
クランプで固定するので各々テーブル板の太さに調節できます。
キルト展で買いました。オーナーのお手製のようでしたがよくわかりません。
かなり便利なので、DIYされてもよいかも!?
さあ!キルティングしよう!
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