1/8ヤードで作る小さなエコバッグ
今回1/2ヤードを縦に四分割して fat eighth のサイズにカットした生地を使って、子ども用のエコバッグを作ってみました。
米国のウェブショップで生地を購入すると反物はヤード単位でカットされます。
その半分が1/2ヤード、そのまた半分が fat quarter 、その半分、つまり1/8ヤードが fat eighth です。
幅22インチ長さ9インチで取る場合と、幅11インチ長さ18インチで取る場合があるようです。
子どもが一人で買い物に出かける機会はあまりないかもしれませんが、買い物に同伴して学用品やおやつを買ったときにマイバッグに入れてもらったら、ちょっと大人になったように感じて喜びそうです。
エコロジーの意識付けにもなりますね。
友だちの家に遊びに行く際におやつを持たせるのに使うなど、用事が済んだらたたんでコンパクトになるというエコバッグの特性を活かした使い道は他にもありそうです。
このエコバッグは子どもでも簡単にたためるようにポケットもジッパーもなく、底のマチに収納するようになっています。
子どもは次から次へ、楽しいことに夢中になるので使い終わったエコバッグをちゃんとたたむかどうかアヤシイですが、たためば移動ポケットに入ると思います!
こどもエコバッグの作り方
- 布を裁断します。
幅25cm、長さ46cm(作りやすいようにセンチメートルに換算して調整しました。
※中央で折って前・後ろになるので、柄の方向に注意してください。
- 布耳も3.5~4cmに幅をそろえておいてください。
※サンプルは別の布の耳を使っています。
- 外表のまま半分に折ります。
- 両脇に5mmの印をつけます。
- 中央の折り目を中心にして両方向5cmのところを山折りにします。
中央の折り目は谷折りになります。
- 重なっているところがずれないように待ち針でしっかり押さえます。
- 両脇5mmの印通りに縫い合わせます。
- ひっくり返して中表にして、両脇1cmのところを縫います。
※ほつれないように袋縫いをしています。
- 布耳を同じ長さの二本に分割します。
- まず布がほつれる側を折ります。
- 撮り忘れましたが、ほつれない方(この画像では上側)をほつれる方にかぶせるように折ります。
- 表側。布耳のデザインを活かせる幅を工夫してみましょう。
- 3列くらいステッチします。
ジグザグを真ん中に一回でもよいです。
※撮り忘れましたが、袋の口を1㎝の二つ折りにしてステッチしてください。
- 縦中心上側に印をつけます。
- 中心から両側5cmのところにも印をつけます。
- 両側5cmの印から1cm内側にも印をつけます。
- 内側の印に合わせて持ち手を置きます。
- 5㎝の印を山折りにして持ち手紐にかぶせます。
- クリップで止めます。
待ち針でもよいですが、厚みがあるのでとりあえずクリップで! - ダーツが歪まないように3cm下を待ち針で止めておきます。
※上の厚みのあるところを待ち針で止めるとダーツが乱れてしまいがちなのでクリップで止めています。
クリップがなければ、また、歪まなければこの工程は無視してください。
- ずれないように気を付けて待ち針で止めます。
- 持ち手を縫い留めます。
二列、返し縫いをしてしっかり縫い付けます。
- 持ち手の長さを好みに調節します。
長くすると腕に通せますが、たたむときにだぶつきます。
- 反対側も同じように縫い付けます。
ちょっとしたコツ
紐付けのところは厚みがあり、ミシンのパワーによっては布を送れないことがあるので、たたんだ小布で縫い初め、ミシンをゆっくり操作します。
返し縫いは縫い初めや縫い終わりの端で止めると糸がほつれてきてきたないので、端より手前で止めます。
こどもエコバッグのたたみ方
マチがあるので収納力があります。
ただ薄い布一枚仕立てなので重さの限界はあります。
縦は持ち手を縫い付けた幅(約7cm)にたたみます。
※撮影している手の代わりにクリップで紐を止めています。普通は不要です。
上から一回折ったら底マチに収納します。
持ち手の長さや厚みによっては がさばります。
手縫いで夏休みの宿題に
このエコバッグの特徴は、布を細かく裁断しなくてよいことと持ち手作りがラクチンなことです。
fat eighthを購入して必ずしも布耳が付いている箇所が手に入るとは限らないので、持ち手は別の布のものでも、リボンや布テープでもよいと思います。
手縫いでも簡単なので夏休みの宿題にいかがでしょうか。
BASE店にスクールオブフィッシュのカットクロスを出品しています
使用生地は Art Gallery Fabrics です。
その他かわいいマリン柄のカットクロスを販売しています。
よろしかったら見てくださいね!
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