意外に知らない?便利なアイテム
市内の手芸店でかんたんな小物を作る教室をさせていただいています。
本来はミシンキルト教室で契約したのですが、申込みがないので人気のソーイング教室の補佐をしているという感じです。
ポーチやエコバッグ、直線縫いのチュニックなど、店内で販売している型紙や本に掲載されている型紙を使用して作られるののちょっとしたお手伝い、アドバイスをしています。
お店にはミシンはもちろん、定規やハサミ、まち針などなど一通りの裁縫道具が備えられています。
それでも、使い慣れた道具のほうが捗るので、私物のミシンキルトやハンドパッチワーク用のお道具を持参しています。
お店に置いていなかったり、置いてあっても知られていないお道具がけっこうあります。
今回はそんな、お裁縫初心者さんに知られていない便利アイテムをご紹介します。
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オムニグリッド
オムニグリッドはアメリカ生まれのパッチワークキルト制作に特化した定規です。
特徴は
- 二色の目盛り
- 0基点
- 縦横等間隔に目盛り
- 30度、45度、60度のラインが左右対称に書かれている
- 厚みがあり重さもある
これによって、例えば10cm×8cmの長方形が描きたい、なんて言うときに、始まりの一点を決めてしまえば一発で二辺描けます。
上から○cmのところに△cmの線を中央に引く、なんて時も便利です。
布に直接縫い代を描くのにも重宝します。
重さがあるので、例えばバッグの持ち手や細長いストラップを切り出すのに、型紙を取らなくても布に定規を当てローターリーカッターで直接切り出せます。(カッテイングマットを敷く必要があります)
ごくごくたまにお裁縫をする場合は必要ありませんが、これからソーイングを楽しみたいなら揃えて損はないと思います。
ソーイングって実際に縫っているより、型紙を作ったり布を切り出したり印をつけている時間がずっと長いですから、そこを手早く正確に済ませればサクサク捗ります。
★オムニグリッドで最も長い60cm、メートル定規がないならぜひオススメです。
★10cm×45cm すでにメートル定規があるならこちらが汎用性があります。
★小物作りに出番が多い30cm定規、15cm×30cmはぜひ!
カッティングマット
このオムニグリッドを使ってロータリーカッターで直接布を裁断する場合はカッティングマットが必要です。
カッティングマットの使い道はそれだけではありません。
マットに目盛りが描いてあるので、マットより小さいサイズの型紙や布であれば、広げてサイズを確認できます。
ロータリーカッター
ロータリーカッターは使うのに少し慣れが必要です。
思ったより力を込めて、手前から奥にグッと押し込むとうまくいきます。
ピザカッターのように何度も前後させるのはNGなのですが、なぜか繰り返し説明してもギコギコする方が多いです…
ハサミで真っ直ぐ布を切るのもなかなか技術がいります。
ロータリーカッターを使い慣れた方が捗ります。
ロータリーカッターには刃の直径が4.5cmのものと2.8cmのものがあります。
小さい方は円やカーブを描くのに適していますが、間違えないように!
★オルファ製
私はオルファ ロータリーカッターが使いやすいです。ホームセンターの工具売り場に置いてあります。
コロコロオープナー
コロコロオープナーはわりと最近出てきた製品です。先にアメリカで販売されていたのでしょうか…
私はずっと木製のものを使っていました。
その都度アイロンを使わず縫い代が開けます。
小物作りの際に、すでに輪に縫い合わさっている縫い代を開くのに、アイロンでは余計なシワを作ってしまうことがあります。
他に、中表に縫ったのを表に返す前に縫い代を倒しておく際などにも。
指アイロン以上、熱アイロン以前、という感じでしょうか。
なるほど!使い道がありそうです。
いかがでしたか?
ソーイング教室をしていて、パッチワークキルトをされている方は知っていても、一般には知られていない道具があるものだといつも感じています。
また これは便利!という声をうかがったらご紹介しますね。
最後までお読みくださりありがとうございました。
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